2010年09月15日

ウートートー(安全祈願とマングースの供養)

13日、外来種のマングース防除の関係者が集まり、ウフギー自然館の地元である比地区の神人(カミンチュ)に来ていただいて
「安全祈願」と「マングースの供養」のお祈り(ウートートー)をしました。

「安全祈願」
マングース捕獲作業の大部分は、作業員のマングースバスターズが森の中を歩きながらわなの設置・点検を行っています。森ではハブとの遭遇や、転倒、滑落などなど、考えだしたらきりがないくらいの危険がついて回ります。
バスターズ自身の安全管理の意識がもっとも重要ですが、このウートートーで思いがけないような事故がなくなると思いたいです。
また、ウートートーをすることで、安全について改めて考える良い機会になりました。

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安全祈願。バスターズが出発するときに通る道に向かってウートートーします。

「マングースの供養」
ヤンバルクイナなど、沖縄島にもともといた生きものたちを守るためには、マングースの捕獲は必要ですが、これまでに数千頭ものマングースを捕獲、安楽死していることも忘れてはいけないと思います。マングースを持ち込んだのは人間であり、生態系への影響を招いた責任も私たち人間にあります。
安楽死されるマングースの数をより少なくするためにも、一刻も早くやんばる地域からの完全排除ができるよう、これまで以上に捕獲作業を頑張っていきます。
また、マングースだけでなく、捨てられたノネコやノイヌも在来種をおびやかしています。第2のマングースを作らないためにも、「飼っている動物は最後まで面倒をみる」ことを守りましょう。

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マングースの供養。マングースを捕まえてきた山に向かってウートートーします。
供え物は果物と米、塩、そしてやっぱり「泡盛」。

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沖縄の線香はヒラウコーといって、平たい形をしています。

この日、雨がぱらぱら降っていましたが、ウートートーの直前でやみました。
カミンチュの力なのか、日頃の行いなのか・・・、何とも不思議な気分でした。

比地区のカミンチュと世話人のお二方、ありがとうございました。
今後も年に1度続けていきたいと思います。

posted by yambaru at 11:21| 調査・業務