2016年04月07日

Sくんからのお手紙

こんにちはかわいい

昨日、小学4年生の男の子から可愛いお手紙が届きました。
いえ、可愛いだけではありません。
とても大事な事を訴える、深く考えさせられるお手紙でもありました。


寺田周太くんより(4/6)加工.jpg

 知花さんへ

 こんにちは。
 ステッカーのことについて、ぼくの意見を聞いて下さい。
 ステッカーで絵になっている生きものは、だいたいヤンバルクイナや
 ケナガネズミなど、数がへっている生きものです。
 ぼくは、林道で車にひかれて死んでいるへびも見かけました。
 なので、かんこう客は、へびなら車でひいてもいい、と思うはずです。
 だから、ハブやアカマタ、リュウキュウアオヘビのステッカーも
 作ってみて下さい。
 おねがいします。
 ぼくのいけんはこれだけです。
 さようなら。
 四月六日(水) 津嘉山小学校 
          S・T


4月から頒布を始めた「オキナワイシカワガエル」ステッカーについての
情報を聞いた小学4年生のSくん。
日頃から思っていた事を書き綴ってくれたようです。

やんばるの希少種の代表である「ヤンバルクイナ」は、色んな場面で保護や
対策が呼びかけられています。
やんばる、奄美、徳之島のみに生息し、その可愛らしさから人気も認知度も高い
日本最大の野生のネズミ「ケナガネズミ」も、今年に入り交通事故がすでに2件も…。

世界の中で、ごくごくわずかな地域にしか生息しない数少ない生きもの達は、
人間がその生息環境を守り、自らの行動や活動に少し気を付けることで
その命を守る事ができるのではないかと思います。

ただ、やんばるで守るべき生きもの達は「ヤンバルクイナ」や「ケナガネズミ」、
「ヤンバルテナガコガネ」など、とてもとても希少であるがゆえにメジャーになった
生きものばかりではないはずです。

私達人間がまだまだわからない部分で、すべての生きものたちが支え、支えられ、
繋がりあって、全体でやんばるの生態系を作っているのではないかと思います。

けして、轢かれてもいい生きものなんていないよね、Sくん!

確かにヘビ類の轢かれた死体は、林道や県道などでよく見かけます。
だけど、ヘビを轢かないで!っていう呼びかけって見た事ないですよね。

Sくんの言うように、ヘビなら轢いてもいいんだって思われてしまうかも…。

小さな、どちらかというとあまり目立たない生きもの達の死に、
心を痛めるSくんの優しさに、とてもとても感動しました。

今回の「イシカワガエルマグネット」は、Sくんと同じ思いを持ち、
大好きなヘビ類や小さな生きもの達の交通事故を、少しでも減らす
お手伝いをしたいと、琉球大学の福家(ふけ)お兄さんが作って
くれたんだよ。

こんな優しい気持ちと、しっかりした考えと行動力があるSくんや
福家お兄さんがいることが、Naoはとてもとても嬉しいです。
きっと、森の生きもの達も喜んでいるはず…るんるん

イシカワマグネットを見て、森の中の小さな生きもの達の存在を
少しでも気にかけてくれる人が増えると嬉しいですね。

Sくん、今度こっそり来年の為に準備しているマグネットのデザイン
見せてあげるね(^_-)。
だから、ぜひまた家族みんなでウフギー館に遊びにおいで!

お手紙、本当にありがとう。
とってもうれしかったよ揺れるハート

by.Nao




















posted by yambaru at 19:06| 日記